2017/08/27

日本橋摂社日枝神社

中央区日本橋茅場町にある神社で山王日枝神社の摂社。由緒書によれば天正十八年(1590年)、徳川家康公が江戸城に入城し、日枝大神を崇敬されて以来、御旅所のある八丁堀北嶋まで神輿が船で神幸されたことにはじまるとある。


明治元年(1868年)の神仏分離令により薬師堂と同別当智泉院が分離され明治十年(1877年)に山王宮が無格社日枝神社に、その後、大正四年(1915年)に摂社日枝神社に改称された。


最寄駅は東京メトロ茅場町で徒歩1分。ビルに挟まれた参道の先に鳥居が見え、左手に手水舎がある。鳥居をくぐり上向きの狛犬から右斜の方向に社殿がある。


社殿は関東大震災後、昭和三年に造営。東京大空襲で被災したがすぐに補修が行われ、その後何度か修理が加えられ現在に至る。


末社として明徳稲荷神社が境内に鎮座する。創建年代は不明だが元禄年間(1688~1704年)に現在の茅場町交差点角に祀られていたらしい。関東大震災後に遷座された。


御朱印は参道を進み正面にある社務所で拝受できる。御朱印帳を渡して待つ形式で初穂料は500円。御朱印を受け取る際にしおりとストラップ、由緒書資料もいただける。


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