明治元年(1868年)の神仏分離令により薬師堂と同別当智泉院が分離され明治十年(1877年)に山王宮が無格社日枝神社に、その後、大正四年(1915年)に摂社日枝神社に改称された。
最寄駅は東京メトロ茅場町で徒歩1分。ビルに挟まれた参道の先に鳥居が見え、左手に手水舎がある。鳥居をくぐり上向きの狛犬から右斜の方向に社殿がある。
社殿は関東大震災後、昭和三年に造営。東京大空襲で被災したがすぐに補修が行われ、その後何度か修理が加えられ現在に至る。
末社として明徳稲荷神社が境内に鎮座する。創建年代は不明だが元禄年間(1688~1704年)に現在の茅場町交差点角に祀られていたらしい。関東大震災後に遷座された。
御朱印は参道を進み正面にある社務所で拝受できる。御朱印帳を渡して待つ形式で初穂料は500円。御朱印を受け取る際にしおりとストラップ、由緒書資料もいただける。
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