2017/08/31

金王八幡宮

渋谷区渋谷にある神社で、寛治六年(1092年)渋谷氏の祖、河崎土佐守基家(渋谷重家)が創建したと伝えられる。


基家とその嫡子・重家は後三年の役(1083~1087年)において源義家軍に参向して仙北金沢の柵を攻略したが義家はこれが基家の信奉する八幡神の加護であるとしてこの地に八幡宮を勧請した。


古くは単に八幡宮または渋谷八幡宮と称していたが、渋谷重家の子とされる渋谷金王丸の名声により、金王八幡宮と称されるようになった。


表参道にある大鳥居をくぐると社号碑があり石段を上るとさらに鳥居と神門がある。神門は江戸中期の造営と伝えられ渋谷区の文化財に指定されている。


神門をくぐって左手に手水舎と立派な神楽殿があり、正面に社殿が構える。神楽殿の脇には境内社の玉造稲荷神社と御嶽神社。神門をくぐって右手前奥には金王丸御影堂がある。


御朱印は社務所で拝受でき、窓口で御朱印帳を渡して待つ形式。社務所の横は宝物殿となっており待ち時間に都内最古と言われる神輿を無料で見学できる。なお兼務社である豐榮稲荷神社の御朱印もこちらでお願いできる。


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