世田谷区宮坂にある神社。寛治五年(1091年)に源義家が奥州の内乱をとりしずめた際に、戦勝したのは八幡大神の加護によるものとして宇佐八幡宮より分霊を勧請したのが始まりとされる。
江戸時代には徳川家康が朱印状11石を寄進。明治時代には郷社に列格し宇佐神社と称していたが、第二次大戦後は世田谷八幡宮に戻し、現在も世田谷の鎮守として信仰を集めている。
世田谷線の宮坂駅近くにあり、一の鳥居をくぐるとすぐ右手に厳島神社が見える。その先に二の鳥居があり石段を上ると左手に井戸水を使用している手水舎がある。そのまま参道を進むと一対の狛犬に迎えられその先に立派な社殿が構える。
社殿の右手には境内社の招魂社、高良神社。境内は広く土俵や名前の入った力石もある。古くからの祭礼として相撲が奉納されていて学生奉納相撲が行われるらしい。
また参道入口にある厳島神社は小さな滝や池が整備され鯉も泳いでいる。庭園風になっていて椅子も設置されているのでちょっとした休憩スペースとしても使用できる。
なお、御朱印は社殿の左手にある社務所でお願いできる。人が不在な場合はインターホン呼び出し形式。御朱印帳を渡して待つが大変丁寧に対応いただきありがたい。
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