日本橋堀留町にある神社。平安時代に平将門の乱を鎮定するため藤原秀郷が戦勝祈願をした場所と言われ、室町時代には太田道灌が雨乞い祈願のために山城国伏見稲荷の伍社の神を勧請して祀ったことでも知られる。
江戸時代には江戸城下の三森(烏森神社、柳森神社、椙森神社)の一つとして稲盛稲荷とも言われていた。また富興行(富くじ)をしのんで建てられた富塚の碑があることでも有名で現在も境内に残る。
なお古くからあった社殿は関東大震災の際に全焼してしまったが昭和六年に鉄筋コンクリート造りに再建。昭和二十年の東京大空襲時には神社だけでなく氏子の大部分が焼失を免れたのは神のご加護と言われている。
鳥居をくぐると参道はすぐに左に折れる構造で左手に手水舎、目の前はすぐに拝殿になる。広いとは言えない境内の半分くらいは駐車場として使用されている上に今回は外壁工事で足場が組まれ、ゆっくり参拝することができなかった。
御朱印は拝殿右奥の社務所でいただくことができるが、ちょうど御朱印帳がいっぱいになったところだったので御朱印と一緒にお願いした。
御朱印帳の初穂料は1,500円だが富籖のお守り付き。恵比寿様の御朱印もいただけるようだが正月に日本橋七福神を一気に巡りたいので今回は社名の御朱印のみ受けることにした。
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