新宿区下落合の新目白通り沿いにある神社。創建は明らかではないが第五代孝昭天皇の御代(約2,400年前)とも、それより古いとも言われる。
江戸時代の資料によれば非常に広い境内の一角から湧き出る泉があり、神様の姿をした砂が吹き出たと伝えられる。その頃から下落合村の鎮守で薬王院が別当寺だったようだ。
御祭神は素盞鳴尊、稲田姫命、大己貴命の三神で、江戸時代は当社を女体の宮、豊島区高田にある高田氷川神社を男体の宮として夫婦一対神として信仰されていた。
西武新宿線から見える鳥居がある方が表参道だと思っていたが、東側が正参道のようだ。参道を進むと右手に手水舎があり、一対の狛犬を抜けると正面が拝殿となる。
境内社は三峰社、天祖社、稲荷社、諏訪社、浅間社の5社と数は多いが合祀されていて、拝殿の裏側には神楽殿も見える。
御朱印は社務所にていただける。インターホン呼び出し形式で快く対応いただいた。また宮司さんのご案内で、近くのおとめ山にある東山稲荷神社の御朱印もいただけるとのことで、そちらのお詣りは後にして両方いただいた。
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